Google Docs、Zoho、Thinkfree、Ajax13 とオンラインオフィス系ツールもかなり込み合ってきた今日この頃。つい先日には Microsoft から Office Live Workspace が発表されたばかり。そんな競合ひしめくオンラインオフィス系ツールに入ってきたベンチャーがまたひとつ、Live Documents 。アプリケーションやその詳細は公開されていませんが、RIAPedia の Hotmail Founder Launches Flex Based Microsoft Office によると、Flex ベースのブラウザベースのオンラインオフィススイート。現在はクローズドベータで登録してもなかなか順番回ってこなさそうです。Microsoft Office のプラグインも提供されて、Live Documents のコンテンツを MS Office から直接扱えるようになるなんてことも書かれています。
CNet の Live Documents update: Sounding better all the time によると、Word だけでなく、Excel や PowerPoint に対抗するツールも Live Documents には含まれていて、提供形態はブラウザとデスクトップクライアントのハイブリッドアプリケーションになるそうです。Ryan Stewart - Rich Internet Application Mountaineer の Microsoft Office Competitor [...]
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今月初めの MAX Japan スニークピークで動いているところ日本発登場(?)となった Photoshop Express が、ベータ版年内、最終版 2008 年中リリース、というアナウンス。Adobeからのコミットメント付です。ネタ元は CNet News、Adobe: Online Photoshop coming this year。
Photoshop Express は Flex で作られたフル Flash のフォトレタッチアプリケーション(デモビデオはこちら)。Adobe のフラッグシップ製品である Photoshop の機能限定版。実際にエンドユーザがPhotoshop Expressを使うのは、パートナーであるShutterflyやPhotobucketなどを通じでだそうで、自分のサイトやアプリケーションに簡単にPhotoshop Expressを組み込むことはできないようです。機能限定版といえど、目玉商品をオンラインサービス化したのは今後のAdobe 製品リリースにも大きな影響を与えそうです。先にリリースされた Premier Express でサービス化の成功が見えてきたということの証ではないかと思います。
オフィス系アプリケーションがオンラインサービスで提供される中、次の一手はデザイン系アプリケーションと考えるのは自然な流れでしょう。というわけで、デザイナー向けのツールをオンライン化したこんな会社も登場、Aviary
クローズドベータ中ですが、そのアプリケーションのラインアップはイメージ、ベクターグラフィック、3D、ビデオ、オーディオ、タイポグラフィまでデザイナー系ツールのオンパレード。すべて Flex ベースというから、今から登場が待ち遠しいです。
Flash Player のソフトフォン、flashphone。Flash Player (Flex)で VoIP クライアントを実装したアプリケーションです。現在はベータ中、登録すると1日3回3分間の無料通話が可能です。SIP アドレス(SIP URI)か、電話番号による発信が可能。ありそうでなかった Flash ソフトフォン。
Flash Player だけで音声通話ができれば、ビデオとあいまって鬼に金棒。こんな美味しい話をアドビが考えていないわけもなく、
GigaOM: Flash In The VoIP Pan
TMCnet: Adobe Flash goes VoIP
にあるように、今後の Flash Player では音声を強化し、VoIP のプロトコルでもある SIP 等をサポートしていく動きがあるようです。もともと、VoIP 機能は 2002 年頃から ビデオとともに Flash Player に実装されていたらしです。いわれて見れば SIP ではありませんが、Breeze で音声ついてました。
Adobe 内のプロジェクトチームでは “SIP の父” と呼ばれている Henry Sinnreich 博士を迎え、VoIP 実装のプロジェクトを粛々と進めているようです。できればサーバ・クライアントモデルではなく、P2P で SIP を・・・、なんて動きもあるようです。サーバいらずとなればお手軽度がいっそう高まってよいですね。
SIP のクライアントはデスクトップアプリケーションがほとんどで、Flash で VoIP の機能が実装されれば快挙。コンパクトなプレーヤーサイズを保ったまま [...]
Ajaxという言葉をこの世に送り出したJesse James GarrettさんがAIRについて語っているWiredの記事、Jesse James Garrett Sees Adobe AIR as Another Boost For Web Apps。
Ajaxデベロッパーはブラウザの壁に直面していて、どんなに高度なアプリケーションを作ってもブラウザの中だけでしか実現できないアプリケーションしか開発できないという壁に直面している。AIRはこの壁を取り払ってAjax開発者に自由を与えるプラットフォームになるかもしれない
と語っています。
Ajax の父のこの発言を裏返すと、ブラウザベースのアプリケーションとデスクトップアプリケーションとの間にあった距離が、開発者視点でもエンドユーザ視点でも縮まってきたことが実感として感じられるようになってきたということではないでしょうか。
インターネット黎明期のころはデスクトップアプリケーションとは明確に一線を画していたウェブアプリケーション。特に開発者サイドでは、インターネットにつながったHTMLベースのアプリケーションはこれまでのローカルPCにインストールして使うアプリケーションとはまったく異なるものとして取り扱われてきました。Ajaxや Flashなどの進化でデスクトップアプリに遜色のないウェブアプリケーションが実現できるようになった昨今、エンドユーザの視点からみても、この2つのカテゴリがその区分が曖昧になり始めたということでしょう。
ブラウザの種類やバージョンを気にしてウェブアプリケーションを開発しなくてはならなくなったが、最近ではAjaxというくくりでブラウザの非互換性を気にすることが少なくなったようです。そうなると次に見えてくるのはブラウザそのものの限界。ウェブアプリケーションの開発者が自分の開発したアプリケーションがブラウザの中だけでしか動かないというのは非常にもったいない、と。ブラウザ Specific なコードでデスクトップアプリケーションが書ける、HTML/JavaScriptで、デスクトップの枠を超えることができる”自由”を与えるもの、それがAIRなのではないか、と提案しています。
ブラウザの枠を超えた開発者スキルの再利用というテーマでみると、マイクロソフトが、VBを使えばウェブアプリケーションからWin32アプリケーションまで作れます。SunがJavaを使えばウェブアプリケーションからデスクトップアプリケーションまで作れます、と声高らかに啓蒙していた将来は Adobe AIR によって成し遂げられるのかもしれませんね。
Matter of Time
Posted in Flash on Nov 6th, 2007
単なる天気が見られる世界地図といってしまうとそれまでなんですが、それにしてはしっかりと作り込まれている Flash ベースのマッシュアップ Matter Of Time。時間も表示されるので世界時計としても便利。世界の空港のある都市なら任意に追加可能です。時々横切る飛行機が◯。