グローバライゼーションの臭い
学校ででている宿題レポートの一つに 『グローバライゼーションについて』 というのがありました。グローバライゼーションという言葉はよく聞く言葉ですが、いざ、「それってなーに?」とか「どんなインパクトがあるの?」なんてことを考えると、よくわかっているようで全然わかってないものなんだなーと思い知らされます。リサーチは難航、締め切りは迫ってくるわでちょっと逃避モードに入ってしまっています。
大学のクラスは 135 人いて、40%以上が海外からの留学生、もしくはカナダで教育を受けたことがない移民です。彼らの出身国は 33 ヶ国、母国語は 26 言語というからかなりグローバライゼーション。中国、韓国、台湾、インド、などアジアを筆頭にイギリス、フランス、などヨーロッパ勢が続きます。日本人はマイノリティで今年は僕を含めて 2 人。クラスの中がすでにグローバライゼーションという感じですが、特に実感するのがお昼時。
学校の中にはキッチンがあって、お弁当を温められるように電子レンジが数台あります。お昼になると長蛇の列ができてお弁当の温め大会が始まります。ニンニク料理から、香草料理、キムチ料理、はたまた、何が原料なんだかわからない料理まで、まさに食のグローバライゼーション。一つ困ったことはその臭い。中華料理、イタリア、ベトナム、タイ・・・それぞれ一つずつはいい臭いでも、それを次から次へと温め続けていると、レンジだけでなく部屋中もう言葉を超えている臭いです。
最近はキッチンに冷蔵庫が配置され、お弁当を入れている学生が多いのですが、これもまた新品とは思えないくらいのにおいを放ってきました。食欲をなくすようなにおいになるときも多いのですが、そんなときは「これがグローバライゼーションか・・・」と納得していることにしています。
ちなみに、ニンニク料理やキムチ料理など口臭に影響が出そうな料理を食べたときには、リンゴが効果的です。リンゴに含まれるポリフェノールが口臭の主成分であるメチルメルカプタンを抑制してくれるのです。わずか 4 分の 1 個でも、焼き肉の後の口臭をさっぱりと消してくれます。
このエントリ面白いですね。:-)
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