2006/04/08 — Gus
Jump the Shark
Marketing Management の授業ででてきた英語の表現、Jump The Shark。全く意味が分からなかったので調べてみました。もともと、テレビのシリーズ物のドラマなどで番組として最も盛り上がるピークを越えてしまった瞬間を指す比喩表現として 90 年代に生まれたそうです(Wikipedia より)。ピークを越えたドラマはキャスティングやストーリーの質が低くなり、手抜き感がミエミエで、最終回までなんとか引っ張る、という感じが視聴者に伝わるところから来ているそうです。
例えば、X-File は最初は不可解な事件、非科学的な事件を扱っていましたが、Jump The Shark な瞬間以降は、政府陰謀説へと移っていきましt。ドラゴンボールも最初は 7 つのドラゴンボールを集める旅をするというのがテーマでしたが、途中から天下一武道会がメインになってきました。
最近ではテレビのドラマだけでなく、他の分野でも使われているようで、特にマーケティングでは使い古された手法とか、峠を越え時代遅れになってしまったコンセプトなどをさしています。その他にもすごいクオリティの高かった製品がある日突然粗悪品になってしまった。というような場合にも使われるようになっているんだそうです。
この表現を有名にしたのは Jump The Shark というサイト。US テレビドラマ の Jumped The Shark してしまった瞬間を投票によって決める仕組みになっています。