Nintendo Wii 発表
ロスで開催されている E3 EXPO 2006 で任天堂の次世代ゲーム機が発表されました。画期的なコンセプトを好意的に受け入れる裏で、『Wii』(We と同じ発音のウィー)というこの次世代ゲーム機の名前に関しては北米ではあまり評判がよろしくないようです。
Nintendo Wii — the Revolution gets a real name
Wii know, wii feel the same way
Joystiq Poll: What do Wii think?
engadget のポッドキャストでは15分もの時間を割き、任天堂の次世代ゲーム機のネーミングに関してネガティブなディスカッションが繰り広げられていました。「私たち」という意味の We を想像させるネーミングはいかがなものか?というのが理由です。クリスマスに子供へのプレゼントを探す親が『Wii(うぃー、私たち)を一つ下さい』、というのは多いに抵抗があるんだそうです。日本人の僕にはイマイチよく分かりませんが、この名前が吉と出るか凶と出るかはしばらく経たないとわからないですね。Engadget の人たちは名前がなんであれ買うんでしょうが、コンシューマー製品のネーミングはマーケティングインパクトが大きいです。
Wii 最新公開情報
Nintendo Wii マイクロサイト
Wii に関してもそうですが、北米って日本とは感覚が違うなーと思ったのが、同じく E3 で発表された Nintendo DS-Lite の北米での6月発売について。『小さいのに値段が安くなっていない』というコメント。同じ機能を小さなボディで実現することに価値を持つ日本の製造業の方が聞いたら泣きそうです。
Samsung の Ultra Mobile PC Q1 に関しても、DVD がついてないから使えない、というダメだしが早速ありましたが(Ultra-small PC flawed to brink of uselessness)ウルトラモバイルの北米での先行きが危ぶまれます。車でどこへでも移動する民族に取って1キロくらいの違いは全然なんでもないのかもしれませんね。
ネーミング発想法…
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