2006/10/24 — Gus
人のためになる Web2.0
カナダ、バンクーバーにある、SNS を利用したちょっと変わった Web2.0 スタートアップ、GiveMeaning.com。
このサイト、チャリティーイベントを主催するファンドレイザーと、寄付をするドナーをマッチングするサイト。『こんなチャリティーイベントやりまーす』というプロジェクトを立ち上げて、ウェブ基金を募る。寄付やスポンサーになりたい個人や企業がその中からターゲットにマッチしたものを選ぶ、という仕組み。
主催者、ファンドレイザーにとってはコストパフォーマンスの良い方法で資金調達が可能となり、ドナーに取っては訴求ターゲットにあったイベントを見つけることができるという双方のメリットが売り。
GiveMeaning を通じて調達されたファンドは 100% 主催者の手に渡ることになり、GiveMeaning に手数料を取られることがない、というのも主催者にはうれしいところ。
ドナーに対しても、税金控除のためのレシートを発行したり、寄付したファンドのその後の事後報告、集客、メディアエクスポージャーなどをレポートするなどサービスで付加価値向上を目指しています。
GiveMeaning 自身も寄付や企業スポンサーなどからの資金によって運営されている非営利団体。Apple Computer に 14 歳で採用されたという、Tom Williams 氏が創設者兼 CEO。