Brightcove から新しいビデオネットワークサービス、Brightcove Networkの登場。このサービスはテクニカル面、ビジネス面の両方からビデオコンテンツのインターネット配信サービスを提供するもの。映像コンテンツ提供者には、ビデオの自動シンディケーション、広告レベニューシェア、映像コンテンツのレンタルや販売用のウェブサービスが用意されます。コンテンツ提供者の登録、利用は無料。

気になる、YouTube との差別化は、『YouTube が一般コンシューマー向けなのに対し、Brightcove はプロシューマー向け』だと Jeremy Allaire 氏が語っています。プロシューマー向けという点については具体的に、

50/50 のレベニューシェアモデル
サードパーティサイトへのビデオシンディケーション
ビデオレンタル、ビデオコンテンツのダウンロード販売サービス(70/30 のプロフィットシェアリング、ダウンロードコンテンツは Microsoft Windows Media DRM の DVD クオリティ)

Brightcove の狙いは、映像コンテンツのゲートキーパーをなくし、インターネット上でコンテンツの流通が活性化することで、ビデオコンテンツホルダーと広告主のマーケットプレースが出来る、というところにあります。マーケットプレースが登場すれば、eBay のように、そのセンターステージにいる企業としての価値が創造できるという方程式。

プロシューマーをコンテンツ提供者のターゲットにし、広告レベニューの機会をシェアすることで、クリエイティブなコンテンツを制作するインセンティブと同時に、コピーライトや法的にふさわしくない映像コンテンツを排除することが可能になります。広告主は、広告を挿入するスポットをコンテンツごとに選ぶことが可能なため、需要と供給によって質の高いコンテンツが集まってくるという『アダムスミスの見えざる手(Invisible Hands)』 を映像コンテンツビジネスに持ち込みたい考え。

マーケットの反応は上々で、Wall Street Journal、USA Today, TechCrunch, Read/Write Web など各種メディアやブログで今回の新サービスの発表が取り上げられています。

マーケットプレース、マッチメーキングビジネスはコンテンツなどへの投資が少ないというメリットがある反面、売り手、買い手の両サイドでクリティカルマスを確立しなければならないというリスクがあります。Brightcove のボード には蒼々たる面々が座っているので、広告主を探すのには苦労しなさそうですから、プロシューマーコンテンツクリエーター/ホルダーをどれだけ取り込めるのかというのが今後の鍵になりそうです。

参照記事:
USA Today: Brightcove to take Web video to next level
Brightcove Launches Its Network for Small Video Publishers
Read/Write Web: Web TV News: Skype Founders Going For Hat-Trick; Brightcove Launches Network
Press Release: Brightcove Launches Free Service That Lets Anyone Create And Distribute Commercial Internet TV Channels
Bambi Francisco、MarketWatch: Brightcove’s Jeremy Allaire
Wall Street Journal: Brightcove Plans Online Video Marketplace(要サブスクリプション)
CNET: Brightcove aims to create video marketplace
Forbes.com: AnotherTube

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