Apollo アプリケーション
Apollo アプリケーションを二つほど。Flickr API を使った Photo Mosaic と Flex ベースのアプリケーション Scrapblog。
もともとFlashベースで作られているアプリケーションを Apollo へ移植したバージョン。一枚の写真にモザイクエフェクトを掛けるシンプルなアプリケーションですが、モザイクのそれぞれの一点が Flickr からの画像を使っているという点がおもしろい。元の画像がローカルマシンから選べるところがオリジナルの Flash バージョンとは違うところ。元々ローカルにある一枚に Flickr 画像でモザイクをという趣旨だったのが Flash だけでは実現できず、万を持して Apollo アプリケーションへの移植となったようです。
FlashバージョンのPhoto Mosaic
Apolloバージョンの Photo Mosaic ダウンロード
もう一つは Scrapblog。こちらもオリジナルのアプリケーションはFlexベース。写真を貼り合わせて作るスクラップブックをオンライン化したアプリケーション。ページに貼り付けた写真を自由に動かせたり、音楽が BGM でつけられたりとデスクトップアプリケーション感覚の操作感。ページ遷移のエフェクトや豊富なテンプレートも用意されています。Apollo のアプリケーションが既に開発されているらしく、ETech で Apollo アプリケーションとして 参加していた Adobe チームのプレゼンテーションでデモとして使われたみたいです。今のところ公開されている様子はありませんが、フォトスライドショーは PhotoBucket、RockYou、Slide、SplashCast などなど競争激化のマーケット。Apollo のアプリケーションで少しでも差別化を図りたいところでしょうから、近日中に公開されるのではないでしょうか。それらしきもののスクリーンショット、Scrapblog Builder あり。
雑談ですが、Scrapblog については ETech で Apollo のデモアプリケーションになった経緯も紹介されています(Embracing the chaos: and recognizing opportunities)。はじめからそうだったわけではなく、デモの前日にブースに立ち寄ったら話の流れでそうなってしまったみたいです。インターネットで何でもできる時代だからこそ直接会うコミュニケーションがより貴重になる、そんなことを痛感させられるエピソードです。