MLB(メジャーリーグベースボール)のインターネットストリーミングをスポンサーするボルボのお話が AdAge で取り上げられていました。MLBの公式ストリーミングは1ヶ月$25。1ヶ月の購入代金をボルボがスポンサーし、ユーザが無料で見られるという仕組み。

AdAge: Why More Marketers Are Underwriting Access to Paid Content
http://adage.com/article/digital/marketers-underwriting-access-paid-content/153081/

有料のものを無料で提供し、デパ地下的サンプルな気軽さで試してもらい、ユーザベースを広げていけるコンテンツ/サービスプロバイダと、プレミアムコンテンツを無償で提供するポジティブなメッセージとクチコミ効果が期待できるブランドの Win-Win が成立しているようです。

本編の途中にCMを挿入し、無料で動画(テレビ番組も)提供されているこれまでのマスメディアが販売してきた広告枠、メディアバイイングの定型とは違うカタチ。新しい形かと思いきや、実はテレビが始まった当初(1950年〜60年代)はどこもこういった1社スポンサーによる提供が主流だったようで、マスメディア広告は温故知新なのかもしれません。

スポンサーした企業の反応は上々で、プレミアムコンテンツを1社でスポンサーしているので、ストリーミング中の広告挿入(インストリーム広告)よりもブランディング広告に向いているようです。コンテンツプロバイダーにとっても、課金コンテンツによってCPMより高い広告収入が得られるという結果になっています。Digital Penny を脱却するひとつのカタチになるかもしれません。CPはブランディングやコンテンツのプレミアムの開発により注力できる(しなければならない)のかもしれません。

ボルボの他にもフォードのリンカーンが NYTのコンテンツを引き受けて$150程のコンテンツのスポンサーでユーザに無償で提供したり(http://www.nextcars.net/lincoln-sponsoring-free-new-york-times-access-through-2011/)、Microsoft が Hulu Plus($7.99/month)を肩代わりして無償でユーザに提供するスポンサー (http://www.businessinsider.com/free-hulu-plus-with-internet-explorer-9-2011-4) をしたりと、プレミアムコンテンツをスポンサーして無償提供するカタチは今後のトレンドになりそうな感じ。一般ユーザへの課金も成功者不在、広告収入は落ち込む一方のメディアの救世主となるのー。

ただしこのようなスポンサーシップは通常のTVCFスポットよりもお高くつくようです。フォードリンカーンのNYTスポンサーシップでは、$150 x 200,000 = $30 millon をスポンサー(もちろん実際にはこんなに払っていないと思いますが)

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